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空のサーバーラックの前に垂れ下がる、抜かれたネットワークケーブル。

規制 · 3分

キュラソー、不正アクセスの免許ポータルを廃止 認証シールに影響

空のサーバーラックの前に垂れ下がる、抜かれたネットワークケーブル。 · Bonusjungle illustration

キュラソー賭博庁(CGA)は、偽の身元で9か月間アクセスされていたオンライン免許ポータルを再開しないと発表しました。カジノサイトがキュラソー免許を示すデジタルシールにも影響が出ます。既存の免許は引き続き有効です。免許を受けたドメインを確認する新しい方法は予告されていますが、まだ公表されていません。

キュラソー賭博庁(Curaçao Gaming Authority、CGA)は、外部の人物に約9か月間アクセスされていたオンライン免許ポータルを再開しないと発表しました。カジノサイトがキュラソー免許を示すために表示しているデジタルシールにも影響が出るとしています。 2026年10月7日付の告知で、CGAはポータルを「再び稼働させることはない」とし、その廃止は「プラットフォームを支える関連サービス契約の終了も伴う」と説明しています。CGAは新しい規制プラットフォームへ移行します。

暗号資産カジノを含め、多くのオンラインカジノがキュラソー免許を持っているため、この決定の影響は島の外にも広く及びます。

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CGAによると変わらないこと

告知によると、次の点は変わりません。

  • 既存の免許は引き続き有効で、免許を持つ事業者の義務も変わりません。
  • 免許の付与、コンプライアンス、監督は「代替的な体制を通じて」続けられ、その間、免許やその他の規制手続きを進めるための暫定的な仕組みが導入されます。
  • この体制の詳細は「現時点で遅くとも2026年10月9日まで」に示す予定とされていました。
  • 不正アクセスへのCGAの対応は「データ漏えいの封じ込めを含め」続いています。

本稿執筆時点(10月10日)でも、CGAのウェブサイトにはポータルがオフラインであるとの案内が表示されたままで、10月7日の告知より後の発表は掲載されていません。約束された暫定体制の詳細は、まだ同サイトに出ていないことになります。旧ポータルのアドレスは現在、CGAのトップページに転送されます。

Curaçao Chronicleによると、この決定により、CGAとマルタのギャンブル顧問マリオ・ガレア(Mario Galea)氏および同氏の会社Random Consultingとの契約が終了します。両者は2022年からキュラソー政府のオンラインギャンブル改革に助言してきました。

ここに至るまでの経緯

ポータルは10月7日の決定の前からすでにオフラインでした。CGAは10月2日の告知で、ポータル向けの書類はほかの方法では処理できないとして、メールで送らないよう申請者に求め、ポータルが再び使えるようになるまでポータルでの提出期限を延期しました。ポータルはもう戻らず、改定後の提出スケジュールはまだ公表されていません。

背景には、9月にお伝えした不正アクセスがあります。CGAによると、2025年12月に偽の身元で登録されたアカウントが、2026年9月までポータルの申請者側にアクセスできる状態でした。ドイツのセキュリティ研究者Lilith Wittmann氏は、Follow the Moneyなど欧州のメディアと共同で、このアクセスについて独自の報告を公表しています。詳しくはポータルへの不正アクセスに関する記事をご覧ください。

シールとは何か、何に影響するのか

キュラソーには2種類のシールがあります。CGAの認証ポリシーでは、B2Cカジノはプレイヤー向けサイトにCertificate of Operation Sealを表示しなければなりません。クリックするとcert.cga.cwに移動し、そのページには、今いるドメインそのもの、免許を持つ事業者、その現在の免許ステータスが表示されなければなりません。別のドメインが表示される場合、CGAはそのサイトが他の事業者の証明書を使っているとし、無許可として扱うべきだとしています。これとは別のLicense Certificate Sealは企業が免許を持っていることを示すものですが、ドメインには結び付いておらず、特定のカジノサイトを認可するものではありません。

10月7日の告知は、「現在のデジタルシールの利用可能性に影響が出る」とし、CGAは「事業者がドメインがCGAの免許を受けていることを示せる代替の仕組みを近く導入する」としています。

キュラソー免許のカジノでプレイしている場合

シールは、プレイヤーがキュラソー免許を確認する主な手段で、CGAはその利用可能性に影響が出るとしています。

  • シールが読み込まれない、あるいは証明書ページが表示されないというだけでは、そのサイトが無免許である証拠にはなりません。CGAは、シールに影響が出ている間も免許は有効だとしています。
  • 読み込まれるシールは、引き続き今いるドメインそのものを表示するはずです。別のドメインが表示される場合、CGA自身のポリシーではそのサイトを無許可として扱うべきだとされています。
  • 企業の免許証明書は、ドメインの証明書とは別物です。今使っているカジノが対象であることは示しません。
  • CGAが代替の仕組みを公表すれば、それが確認方法になります。

キュラソー免許があっても、ドイツやオランダのように独自の免許制度を持つ国で、そのカジノが免許を受けたことにはなりません。

暗号資産事業者向けのキュラソーのルールについては、CGAの暗号資産方針の期限に関する記事をご覧ください。

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