
規制 · 3分
Polymarket US、ミシガン州でスポーツ契約を停止
キッチンのテーブルで、大人が画面のぼやけたスマートフォンの項目をスワイプして閉じている。 · Bonusjungle illustration
Polymarket USは、ミシガン州の顧客への新規のスポーツ関連イベント契約の提供をやめ、未決済のポジションを11月25日までに閉じることに同意した。今年、同州でスポーツ契約を引き揚げるプラットフォームとしては4社目。
Polymarket USは、ミシガン州の人々への新規のスポーツ関連イベント契約の提供をやめ、残っている未決済ポジションをすべて、2026年11月25日の東部時間(Eastern Time)の終業までに閉じる。 州のゲーミング規制当局であるMichigan Gaming Control Board(MGCB)が10月28日に合意を発表した。Polymarket USを運営するQCX LLCは、裁判所が承認する合意(stipulation)で条件に同意し、この合意は米国ミシガン州西部地区連邦地方裁判所が承認した。
イベント契約(event contract)とは、あるチームが試合に勝つなど、何かが起きるかどうかについてのイエスかノーかの契約で、起きれば支払いが行われる。SBC Americasによると、Polymarket USのようなプラットフォームは、連邦法がCFTCに登録された契約を州の賭博法から守ると主張している。ミシガン州はこの種のスポーツ契約をスポーツ賭博とみなし、ミシガン州のライセンスが必要だとしている。MGCBは発表文でこれを「連邦規制の『予測市場』を装ったスポーツ賭博商品」と呼んでいる。
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ミシガン州の顧客にとって何が変わるか
- 新規のスポーツ契約はなし。 Polymarket USは、ミシガン州の顧客への新規のスポーツ関連イベント契約の提供をやめる。
- 未決済ポジションは11月25日までに閉じられる。 顧客はそれまでに自分でポジションを閉じることができる。11月25日の期限までに顧客が閉じなかったポジションは、Polymarket USが閉じる。
- 条件を守る間は執行措置なし。 その見返りとして、州は、同社が条件を守る限り、Polymarket USに対して執行措置を取らないことに同意した。
SBC Americasは、Polymarketが10月26日(月)にミシガン州の顧客へメールで通知し、コメントを控えたと報じた。
ここに至る経緯
MGCBによると、Polymarket USは2026年3月、州が賭博法を同社に適用するのを阻止するため、連邦裁判所でミシガン州の当局者を提訴した。裁判所は3月に一時的差止命令(temporary restraining order)の申し立てを、6月に予備的差止命令(preliminary injunction)の申し立てを退けた。6月の判断に対するPolymarketの控訴は、同地域の連邦控訴裁判所であるSixth Circuitで係争中。9月10日、ミシガン州司法長官室(Department of Attorney General)は、同社がミシガン州の住民に対してスポーツ関連のイベント契約を提供し続けるなら法的措置を取ると、Polymarket USに通知した。
Polymarketはミシガン州で手を引く4社目のプラットフォームとなる。Coinbase Financial MarketsとRobinhood Derivativesも州と同様の合意に達した。ミシガン州は、KalshiEX LLCに対する州裁判所の予備的差止命令を得ており、これは9月1日に署名された。
当局者の発言
「Polymarketが、KalshiやRobinhood、Coinbaseに続いて、こうした無免許のスポーツ契約から手を引くことは、ミシガン州のやり方が機能していることを示している」と、MGCBのヘンリー・ウィリアムズ事務局長は述べた。「すべての事業者がミシガン州の規制の枠組みを尊重することを期待する。ミシガン州の住民にスポーツ賭博を提供したいなら、ミシガン州のライセンスが必要だ」
ダナ・ネッセル司法長官(Attorney General)は次のように述べた。「KalshiからRobinhood、Coinbase、そして今回のPolymarketとの合意まで、一つずつ、全米のスポーツ賭博業界にミシガン州法への責任を負わせている。」
決まらないこと
この合意はミシガン州だけに適用され、スポーツのイベント契約を規制するのが州なのか、連邦のCommodity Futures Trading Commission(CFTC)なのかという、より大きな問いには決着をつけない。SBC Americasは、ミシガン州の合意を、争いの解決ではなく一時停止と説明しており、控訴は続いている。この問いは全米の裁判所で争われており、CFTCによるユタ州への提訴やKalshiによるルイジアナ州への提訴もその一つだ。スポーツリーグも立場を示している。NBAは最近、KalshiとPolymarketを優先取引所に指定した。
ミシガン州は、無免許の賭博全般にも積極的に対応してきた。10月初めにMGCBは、州のライセンスなしにミシガン州の住民にサービスを提供していると述べた33のオフショア事業者に停止通告を送った。
賭博やスポーツでの取引で問題が生じている場合、ミシガン州では1-800-GAMBLERで支援を受けられる。MGCBはオンライン賭博とスポーツ賭博向けの自己排除プログラムも運営している。
出典
- Michigan Gaming Control Board: Polymarket backs down as Michigan's relentless crackdown on unlicensed sports betting continues (2026年10月28日。stipulationの条件、訴訟の経緯、9月10日の通知、発言)
- SBC Americas: Polymarket shuts down sports in Michigan, following Kalshi, Robinhood, Coinbase (2026年10月28日。顧客へのメール、コメントなし、「一時停止」という見方)
- Order Granting Preliminary Injunction, Nessel v. KalshiEX LLC (Ingham County Circuit Court, Case No. 26-1087-CZ) (背景)

